ヘチマの話

2026年8月16日日曜日

ひきこもり プライド 失敗談 体験談

ずっとブログをサボっている。


前の記事が2月なので半年。


しかも、その前記事というのは。

Xで告知していない、趣味の話。


更に遡ると。

その前は去年の7月。

第一次ひきこもり期のシリーズだ。


大河ドラマのようなシリーズを終えたので。

なが~い休憩に入っているわけだが。


さすがにちょっとサボりすぎなので。

ここらでまた、軽い記事でも放流しておこうかと。


夏ということで。

ヘチマに関わる思い出を書こうと思う。



小学何年生のときかは覚えていないけど。

授業の一環として、ヘチマを育てることになった。


小学生のころだから。

もう45年くらい前。


過程は覚えていない。

春に種を撒いたのだろう。


私の家は、学校から徒歩一分。


そのため、たびたび。

成長具合を見に行っていたように思う。


どのクラスのヘチマも。

なかなか実が付かない。


そんな夏のある日。


休日だったのか。

すでに夏休みに入っていたのか。


人影はなく。


私は発見してしまったのである。

蔓に小さな実がなっているのを。


他のクラスの蔓に。


それは衝動的だった。


私はその赤ちゃんのような実をもいだ。

蔓の根元から。


自分たちのクラスより先に。

負けたと思ったのだ。


今もはっきりと覚えている。

昏い感情が心を支配したことを。


しかも、この話には続きがあって。



後日、担任の教師から問われた。

私のその悪行を見ていた者がいると。


「どうなんだ?」


私は。


「やっていません」


それ以上、先生は私を追求しなかった。

理由は分からない。


大きな問題にしたくなかったのか。

話をすることで、私の反省は促せたと思ったのか。


もちろん、私が実行したと確信はしただろう。


子どもの噓など。

問われて、顔色が変わったかもしれないし。


なにより名指しで告発されているのだから。



最近は夏になるたび。

この記憶が蘇ってくる。


そして、そんな小さいころから。


劣等を認めたくない弱さだったり。

汚い手を使ってでも優位に立ちたい浅ましさ。

嘘で罪から逃れようとする下劣さ。


そもそも勝ち負けでもないのに。

私個人の所有物でもないのに。


もう取り返しのつかない過去が。

昏い感情が今も自分の一部であるという事実が。


焼きついて消えないのである。


もしこれが他の人から聞かされた話だったら。

「子どもだと、そういうこともあるよね」

その一言で、笑い飛ばせるのかもしれない。


だが、今この記事を書きながら。

私の目には涙が浮かぶのだ。


この話をブログに投稿すること。


きっと、それ自体で少しでも赦されたいのだろう。

赦したいのだろう。


軽い記事と前置きしたのに。

私にとっては、重い話だった。


卑怯なプライド。

それは、私のひきこもりの原因の一つなのだと思う。