アラフィフ ゲイ ひきこもり ひきこもり脱出 体験談

ひきこもり脱出(その15)

1994~95年 平成6~7年 21~22歳 さて、2年半もの間、ひきこもりで怠惰な生活を送ってきた私。 いきなり一日中立ちっぱなしの仕事に就いて体が持つのか不安だったけど、実際、働き出して少しの間は脚と腰に痛みがあった。 特に腰は業務中もかなりキツいことがあったので、客からなる...

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ひきこもり脱出(その14)

約30年前の最初のひきこもり。 そこからの脱出シリーズももう14回目(汗) 前回は初めての同僚を紹介したが。 今回は業務について。 と、その前に。 以前もチラっと触れたけど。 少しでも職場の雰囲気を伝えるために。 扱うゲーム機の種類を簡単に書いておこうと思う。 まず、一般的なゲー...

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ひきこもり脱出(その13)

さて、大学中退から2年半のブランクを経て。 アルバイトとは言え。 ついに人生初の仕事に就いた私。 ここで10ヶ月ほど働いた。 たかが10ヶ月。 でも、様々な思いが生まれた10ヶ月だった。。 最初はもちろん不安しかなかった。 一緒に働くスタッフはどんな人たちなのか。 ミスして怒られ...

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ひきこもり脱出(その12)

1994年 平成6年 21歳 人生初の面接が終わり。 担当の女性は、一週間を目処に連絡すると言った。 そのため私は少なくとも一週間は自由だと。 解放感で晴れやかな気分だった。 が、しかし。 意外にも採否の電話連絡はすぐに来た。 連絡 面接の翌日。 私は二階の自室にいた。 紆余曲折...

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ひきこもり脱出(その11)

1994年 平成6年 21歳 建物の入り口に立つ。 たしか大きなビルの一室とかではなく。 小さな建物全部がその会社の所有だったと思う。 駅から面接の会社までは近い。 歩き始めたらあっという間。 緊張感が高まるかと思っていたが、そうでもない。 もちろん緊張していないわけじゃない。 ...

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ひきこもり脱出(その10)

このシリーズも、もう10個目の記事。 ひきこもり脱出のシリーズなので。 前向きな話であることは間違いないんだけど。 投稿を重ねれば重ねるほど。 結局ずっと私の人生は孤独なのだと。 そんなことも再認識している。 誰かに頼ったり。 誰かに相談したり。 誰かに泣きついたり。 自分の弱さ...

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ひきこもり脱出(その9)

ひきこもり脱出に向けて。 初めてのアルバイトに応募するため。 家族に知られないように。 なんとか証明写真をゲットした私。  履歴書もどうにか書き上げた。 前にも何度か書いていると思うけど。 当時は「ひきこもり」という言葉も認識もない時代。 今のように同じ境遇の者同士。 ネットで繋...

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ひきこもり脱出(その8)

前記事からずいぶんと間が空いてしまいました。 Twitterの方ではある程度書いていましたが、今年の1~2月はいろいろと気の重くなる面倒事が重なり、なかなかブログを書くという気分にはなれなかったのが理由です。 まあでも当ブログは収益化もしていないですし、無理せずマイペースをモット...

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ひきこもり脱出(その7)

1994年 平成6年 21歳 翌週、私はオレンジの表紙のアルバイト情報誌を買った。 値段は100円。 100円。 たったの100円なのに。 買うことにものすごく勇気がいる。 買ってしまったら。 レールに完全に乗ってしまう気がする。 やはり働きたくない。 いや、働くことそのものが嫌...

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ひきこもり脱出(その6)

ひきこもっている最中。 現代のようにSNSがあるわけでもなく。 オンラインゲームがあるわけでもなく。 そもそもインターネットがない時代。 家庭用ゲームやPCゲームでは。 つぶせる時間に限界があり。 一番時間をつぶしやすい書店へと出向くのである。 アルバイト情報誌 1994年 平成...

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ひきこもり脱出(その5)

大学を中退し、ひきこもり生活に突入した私。 生まれ育った町に戻り。 マンションでの一人暮らしを経たあと。 祖父母の家へと身を寄せていた。 一人で暮らしていたころから。 変化したことを書いてきたが。 変わらないこともあった。 まず第一に仕事に就かないこと。 それに伴う死への憧れ。 ...

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ひきこもり脱出(その4)

母と町田 1993~94年 平成5~6年 20~21歳 祖父母の家に居候していると。 他にも避けられないことがあった。 母の訪問。 母は当時、同じ町で再婚相手と二人で暮らしていた。 再婚相手の名は町田(仮名)。 母が45歳くらいで、町田は17歳上なので62歳くらい。 ずんぐりむっ...

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ひきこもり脱出(その3)

本記事では、祖父母が入信していた宗教の話題に触れます。私自身は無宗教ですが、すべての宗教ならびにそれらを信じる方々を否定するものではありません。 祖父母 祖父母と暮らすようになって。 自分で食事の用意をしなくなったことも変化の一つ。 祖母が料理をしてくれるためである。 スーパーで...